サービス体制が充実しているかが比較するポイントとなるマンション管理会社

難しい管理の部分は委託するのがほとんど

マンションの共用部分の清掃や点検はマンション管理会社が行うのがほとんどです。「管理組合」という似た名称もありますがこちらはマンション所有者の団体です。組合はマンションの方針を考える機関といえます。一方で管理会社は建物の点検や修繕、会計や理事会運営の支援などあらゆる実務を行います。それぞれ行うサービス内容は違うので適切な会社を選ぶことで資産価値を高められるでしょう。日本では全国に2000を超える会社があります。人が管理を行うので大規模な設備投資を必要とせず、高い資金がかからないのが理由です。大企業から中小に至るまであらゆる企業がマンション管理を行っています。自分で管理をするのは難しいので、毎月「管理費」を支払って委託するのが一般的でしょう。

スタッフの対応力やかかる費用はチェックしよう

どんなマンション管理会社が信頼できるかは正確に判別するのは難しいです。後で後悔しないよういくつかの点で比較しましょう。まずは実際に管理を担当する方の資格やこれまでの経験です。業務内容は会社ごとに大きな差はありませんが、業務を行うスタッフは能力で大きく左右されます。経験年数が多く、管理業務主任者などの専門的な資格を持つ会社が望ましいでしょう。担当者を途中で変更できるかどうかも大事です。物件を長期的に経営するためにも建物の劣化や不具合を修繕するのは基本です。長期修繕計画を立てる際は定期的な見直しを約束するマンション管理会社を選びましょう。法改正は定期的に行われるので見直しを一切せずに放置するのはいけません。大規模な修繕工事を行う際の修繕積立金や管理費も維持できるかが肝心です。建物の寿命を延ばすための修繕積立金が不足して、いつまでも工事が行えない物件も存在します。修繕見通しだけでなく積立金の「滞納」も原因の一つです。滞納者のリストを作成し督促状況の報告をするかも比較するポイントです。資金を回収するためにはなるべく早く手を打つ必要があります。回収が難しいなら申し立てや訴訟などの体制が整っているかも重要です。

変更や打診も視野に入れましょう

管理はとても大事な部分ですが、サービスが良いかどうかは住んでみないとわかりません。住んでみて何らかの不満が生じたら変更も考えましょう。複数の会社の見積もりを取って比較し、プレゼンを行います。管理費が高ければ値下げの打診も行ってみましょう。今ある問題点を明確にしてそれを解決するための方法を考えないといけません。一部の人の要望で動くのではなく、他の住人にもアンケート等で意見を募って参考にしましょう。問題や認識が共有できれば今後の運営につながっていきます。実務はマンション管理会社が行いますが、管理運営していくのは管理組合です。マンションの価値を守るには自分たちの手もかかってくるでしょう。