車の修理にかかる金額は、まったく同じ作業を行う場合でも「誰がやるのか」「どうやるのか」などによってまったく違うものになってしまいます。依頼する側(消費者)からすれば、「高いクオリティを少しでも安く実現したい」という希望を持っていることが多いですが、依頼される側(専門業者)にしてみれば、少しでも高い費用を請求したいというのが本音です。基本的に相いれない双方が納得できる契約を結ぶためには、「妥協点を明確に設定すること」が大切です。専門業者の立場ならば、ある程度明確に妥協点が設定されていることが多いですが、消費者の立場でそれを決めることは少々難しいです。とは言え、それを決めずにいてはしっかりとした契約をすること自体が難しくなってしまうので、まずはどのくらいの費用が掛かるのかを把握しましょう。

専門業者に依頼する場合の費用イメージ

車の修理を専門業者に依頼する場合にかかる金額は、状況に応じてまったく違います。同じ作業を依頼する場合だとしても、対応する専門業者の基本料金設定、使う設備、資材、担当する整備士の労働力、占有時間などの様々な要因によって料金は変わります。一応、「相場」があるのでそこから逸脱しないような設定になることが多いものの、場合によっては倍ほども差が出ることもあります。具体的な作業費用を例に出すことは難しいですが、相場を参考にしたイメージとして「エンジン調整5千円(気筒当たり)」「ブレーキパッド交換5千円(1セット)」「タイミングベルト交換2万円」といった設定になります。この費用には、部品代と人件費、技術料や整備業者の利益などがふくまれていて、その設定に応じて金額が前後します。

DIYで対応する場合の費用イメージ

車の修理を専門業者に依頼せずに行う場合にかかる金額は、基本的に「材料費のみ」です。たとえば、上記で例に挙げた「ブレーキパッド交換」であれば、専門業者に依頼した場合の5千円と比べ、材料費のみの2千円程度で済みます。もちろん、バッドを高価なものに交換する場合はもっと高いコストがかかってしまいますが、それは専門業者に依頼した場合も同様です。ただし、個人の場合は最初の時点で工具類を準備するための費用が掛かることも忘れてはいけません。材料費のみで良いのか、それ以外の費用が上乗せされるのかの違いが最大のポイントですが、高価な部品を使ったからといって「割合で料金が増加するわけではない」ので勘違いしないようにしましょう。ただし、特殊な技術を必要とする場合、それに応じて料金が跳ね上がる可能性はあります。